軽量鉄骨について

今回は、プレハブユニットに欠かせない軽量鉄骨についてご紹介させていただきます。

軽量鉄骨とは、厚さ6ミリ未満の鋼板を加工した鉄骨をいいます。
防錆処理(さび止め)を施した軽量鉄骨を柱・梁・筋交い、または壁パネルのフレームとして使用します。


それでは、デザインスクエアのユニットに使われている軽量鉄骨をご紹介します。

倉庫などのローコストタイプは、柱や梁土台に関しては、50mm×100mm×t3.2mmと呼ばれる角型を使用したり
構造躯体(箱のフレーム)ではないところでは、50mm×100mm×2.3mmの角型を使用したり、C形の軽量鉄骨を使用します。

住居タイプでは、一般建築の柱や梁と言われる構造躯体(箱のフレームの部分)に
厚み3.2mmや確認申請上一部6mmの厚さの軽量鉄骨を使用することがあります。
構造躯体(箱のフレーム)以外の部分に関しては、
重量を計算して厚さ1.6mmの軽量鉄骨や2.3mmの軽量鉄骨を使用しています。

単純に考えれば、全体に鉄骨の厚みを増したほうが強度があり強固なイメージですが、
厚みを増すことにより当然重量が多くなります。


重量が重くなると支える土台(基礎)にコストが掛かります。

また、ユニットの構造上箱のフレーム部分以外の鉄骨を増しても
計算上あまり効果は、期待されません。
ただ、『重い箱』が出来てしまうだけです。

ですので、離れなどの平家では、
『建築基準法に合わせた十分な強度』が確保でき、
なおかつ手軽な住居タイプをお勧めしています。


住居タイプのハイスペック仕様では、構造躯体(箱のフレーム)は、
厚さ6mmの軽量鉄骨を使用しています。


『大手のハウスメーカーと全く同じ構造体の鉄骨の厚さ』を使用しています。


弊社ではお客様に合ったプランで
その都度建築基準法に合わせて『構造計算』をしますので
自由に設計していただいても
大手のメーカに近い耐震強度を確保することが出来ます。




2017年05月25日